大津市【おおつ・滋賀】

大津市

県の南西、琵琶湖に面する県庁所在地。
中大兄皇子(のちの天智天皇)が西暦667年に都を飛鳥から移したが、わずか5年後に壬申の乱により都は再び飛鳥に戻った。
788年最澄比叡山延暦寺を開き、山麓の坂本が門前町として繁栄したが、安土桃山時代の1571年に織田信長延暦寺を焼き討ち、明智光秀坂本城を造らせた。
また1891年、日本を訪問中のロシア帝国の皇太子・ニコライが、警備にあたっていた巡査に突然斬りかかられ負傷した(大津事件)。
現在では大阪・京都のベッドタウンとして発展し、2009年の中核市指定を目指している。

http://www.city.otsu.shiga.jp/

大月市【おおつき・山梨】

県東部、秩父山地丹沢山地などに属する山間部に位置する都市。
江戸時代に甲州街道の宿場が整備されて江戸からの往来が盛んになり、日本三奇橋の一つに数えられ、現在では現存する唯一の刎橋(はねばし)である猿橋(さるはし・えんきょう)は、桂川に架かる街道の重要な橋であった。
バブル経済の地価高騰時に庭付き一戸建て住宅を求める東京都民が多数転入してきたが、昨今の都心回帰の流れを受け人口の減少に歯止めがかからない。
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大田原市【おおたわら・栃木】

県の北東部、関東随一の清流として知られ、アユの友釣りで賑わう那珂川が流れる都市。
かつては「大俵」とも書かれ、米の生産高は県内1位であり、軟白ネギ「白美人ねぎ」、いちごやブルーベリー、梨など果実類の生産も盛んである。
市内には竹林が多く、竹を使用した工芸品が特産品になっているほか、上野動物園のパンダのエサとして使用されている。
大田原市

大館市【おおだて・秋田】

大館市

県北部に位置し、特産品の曲げわっぱで知られる秋田杉や、日本三大地鶏比内地鶏の産地として知られる都市。
郷土料理のきりたんぽは、マタギが山から帰った際、残した飯を潰して棒につけ焼き、獲物のヤマドリや山菜、キノコとともに煮たり、味噌をつけて食べたりしたのが起源とされる。
秋田犬(あきたいぬ)の忠犬ハチ公の生誕地で、大館駅前には渋谷駅前と同形のハチ公像がある。
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大竹市【おおたけ・広島】

県の西端、瀬戸内海に面した都市。
古代には遠管郷(おかのさと)と呼ばれ、当時の都と九州・大宰府を結ぶ古代山陽道安芸国の終駅として、また交通の要所として栄えた。
パルプ、化学繊維、石油化学等の大企業を誘致し、日本で最初の石油化学コンビナートが形成され、瀬戸内地域で有数の臨海工業地区に発展、一事業所当たりの人数、出荷額は県内都市第1位である。
大竹市ホームページ

太田市【おおた・群馬】

県の南東部に位置する都市。平成の大合併で人口が20万人を超え、特例市に移行した。
富士重工業(スバル)の企業城下町として知られ、他にも電機・食品・飲料などの工場が多く、工業製品出荷額は県内一位、工場で働く日系ペルー・ブラジル人が多い。
近年、太麺で具はキャベツのみ、濃厚なソースが特徴の太田焼きそばがブームとなり、同じく「焼きそばの街」である秋田県横手市静岡県富士宮市と共同でPRしている。
City of Ota’s Official Web Site 太田市ホームページ

大田市【おおだ・島根】

大田市

県中部、日本海に面した都市。
博多の商人、神谷寿貞が1526年開発に成功した日本最大の銀山の石見銀山は、大内氏やその後継である毛利氏と出雲の尼子氏の間で銀山争奪戦が繰り返され、江戸時代には幕府直轄領となったが江戸期に銀をほぼ掘り尽し、1920年代に閉山となった。
銀の輸出港でもあった温泉津(ゆのつ)港から山側に伸びる温泉街は戦国時代や江戸時代に大いに栄え、石見銀山とともに2007年世界遺産に登録された。
大田市ホームページ